オオサワ創研(広島県呉市)が昨年1月に開設した水まわり専門店「すいせん工房焼山店」が好調だ。出店から1年間での売り上げは1億6000万円。年間リフォーム売り上げ5億8000万円となった同社の成長の原動力となっている。
にぎやかで入店しやすい雰囲気をつくり出すポップやチラシ
「割安感」追求
同社の水まわり専門店における受注のポイントは割安感の演出だ。そのため、「すいせん工房焼山店」では、店舗のデザインにこだわっている。
「リーズナブルな雰囲気を出すために、店内はドン・キホーテさんを意識しました。チラシやポップでガチャガチャ感を出しています」(大澤仁志社長)
店内には、キッチンや洗面化粧台、トイレなど41点の商品を展示。「50%引き」といった割引率や価格を大きく印刷したポップやチラシで安さをアピールしている。ドラッグストア、百円均一ショップ、リーズナブルな衣料品店などが集まる商業区画に立地していることも、割安感を出すことに一役買っている。

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