食品、衣類、家電など多岐にわたる生活用品を取り扱う総合スーパー。最近では住宅リフォームまで事業を広げる企業も現れている。しかしほとんどの企業がリフォームには消極的であり、参入企業が急増することはなさそうだ。
イオンは全国56店で対応、ヨーカドー・イズミは興味なし
今回の調査結果では、全国展開する大手企業の中で、リフォーム事業に参入しているのはイオン(千葉県千葉市)のみだった。同社は数年前に「イオン住まいのリフォーム」ブランドを開始。現在1都3県を中心に、56店でリフォーム工事に対応している。昨年から、オリジナル商材にも注力し始めた。キッチン「リリス」は、「キッチンからはじめる暮らしのコーディネート」をコンセプトに、昨年グッドデザイン賞を獲得。ウェブサイト上で細かい仕様を決めた上で、商品代金をシミュレートできるサービスも行っている。
イオンは「宮城・仙台復興住民リフォームフェア」にも出展。
昨年発売したオリジナルキッチンをPRした
目標は「キッチンで新たな生活パターンの提案を行うこと」。単なる設備交換以上のサービスを目指す。設備だけでなく、ガーデンデザイナーとコラボしたガーデニング商品も販売した。それ以外にもうちエコ診断、地方のリフォームイベント出展など、他社とは一線を画す「本気さ」が感じられる。
ガーデニングのパック商品も販売

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