桧家ホールディングス 近藤昭社長
2017年12月期に年商1000億円の達成を目指す桧家ホールディングス(東京都千代田区)が好調だ。前期は931億円で18.5%増。大台突破が視野に入ってきた同社がなぜ拡大できているのか。近藤昭社長に聞いた。
一棟再生販売が本格始動
――前期の期初計画値が887億円だったことから、それよりも40億円以上上乗せして着地しましたね。
ここ数年で買収を進めてきた子会社が順調に成長していることが、好調の要因です。売り上げ構成の約55%を占める新築事業で言えば、2013年に傘下に入った「パパまるハウス」が前年比35%増の755棟と、順調に受注棟数を伸ばすことができました。
――売上高の伸び率では、不動産事業が50%増の196億5000万円と、成長率で圧倒しています。
桧家不動産やパパまるハウスの戸建て住宅の分譲販売が順調でした。また、2年前にグループ入りした「フュージョン資産マネジメント」の本格稼働も伸びの要因ですし、今後の成長が期待できる事業になってきています。
――それはどのような事業なのですか。

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