【MAリファイニングシステムズ社長インタビュー】ミサワホームが新会社設立、旧耐震の非住宅を再生
MAリファイニングシステムズ
作尾徹也 社長
1368号 (2019/07/15発行) 17面
MAリファイニングシステムズ 作尾徹也 社長
(ミサワホーム 取締役専務執行役員)
《プロフィール》
昭和30年8月13日生。 平成26年6月、ミサワホーム取締役常務執行役員。 平成30年4月、ミサワホーム取締役専務執行役員(現任)。 平成31年4月、MAリファイニングシステムズ代表取締役社長就任。
「用途転換」でよみがえらせる
新築戸建て大手のミサワホーム(東京都新宿区)は新会社「MAリファイニングシステムズ」を設立し、この会社を軸に大規模建築物のリノベーション事業を進めている。ハウスメーカーが今なぜ大規模建築の改修事業を強化するのか。ミサワホーム取締役専務執行役員で、新会社の社長を務める作尾徹也氏は、旧耐震の大型物件をスクラップアンドビルドではなくて改修で再生していきたいと話す。
【聞き手/編集長金子裕介】
1万棟以上の需要
――新会社は大型物件の改修に特化しています。なぜこのような新会社を設立したのでしょうか。
大規模物件で、旧耐震のものは1万棟以上あり、需要があると考えたためです。このような物件は、耐震性はもちろん、機能性、意匠性を高めていく必要があります。また、用途変更したほうが価値が高まる物件もあるでしょう。それをスクラップアンドビルドで実現するというよりも、今はやはりストックの時代ですので、再生していきたいと思ったわけです。
――大規模物件の改修は今後ますます増えていくと。
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