家価値サポート 中林昌人 社長
アフターメンテナンスのアウトソーシングを行う家価値サポート(東京都品川区)。現在440社と契約し、家の資産価値を守るセーフティネットとしてサービスを展開している。中林昌人社長に、アフターメンテナンスの重要性と今後の展望を聞いた。
適正なメンテを普及
――アフターメンテナンスのニーズは高まっているのでしょうか。
私はハウスメーカー出身ですが、新築を建てて10年が経過したお客様たちの多くが、その後の家のメンテナンスに不安を感じていました。法律的に10年は定期点検をしてくれるけれど、それを過ぎたら知らん顔という業者が多いからです。さらに、そこに目をつけ、悪質な営業をかける業者もいるので、お客様からすればどこに点検を頼めばいいのかわからなくなってしまう。適正なメンテナンスサービスを求めるユーザーは今後も増え続けると思います。
――ハウスメーカーは点検を仕組化していますが、そこが安心感につながっています。
ハウスメーカーなどは、60年間の定期点検をウリにしているところも多いですよね。そこに魅力を感じて、多少価格が高くてもハウスメーカーに依頼するというお客様も実際に多かった。ハウスメーカーの営業マン時代は、私自身もアフターサポートの年表をクロージングの武器にしていました。
――維持管理をすることにより、今後資産価値に影響がでる可能性もあります。
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