クオカード 西野裕克 ギフト営業部長
少額を多くの人にプレゼント
認知度が90%を超え、利用者の多いプリペイドカード「QUOカード」。2019年3月からデジタル版「QUOカードPay」をスタートさせた。リフォーム業界でも販促ツールとしての需要が高まっているデジタルギフトの可能性をクオカード(東京都中央区)の西野裕克ギフト営業部長に話を聞いた。
【聞き手/企画開発部デスク 小平隆嗣】
国民の半数に相当する年間発行枚数
――QUOカードの利用者は今どのくらいですか。
1995年8月の発行から流通枚数を増やし、今期は年間で約700億円分のカードが発行されています。枚数に換算すると5200万枚が1年間で発行されました。日本の人口で二人に一人に相当する数が出ていることになります。
――2018年の発行額が600億円でしたから2年で100億円も発行が増えたことになりますね。
株主優待で採用する企業が増えてきました。また、キャンペーンなどの企画で利用する企業が多くなったことなども増えた要因です。
――デジタル版発行の狙いは。
クオカードはギフトカードの会社です。電子マネーのマーケットに参入したわけではありません。消費者が電子マネーで支払うことが増え、デジタルギフトの市場も急成長しています。
それを受けて消費者の利便性、サービス向上を目的として、電子版を出しました。
企業ロゴや画像を使ったオリジナル画像も作れる
誰でも簡単に使えるデジタルギフト
――QUOカードPayは簡単に利用できるものなのでしょうか。

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