【買取再販年間販売戸数ランキング2020・注目企業インタビュー】エフステージ、マンション再販で年商210億円
エフステージ
藤島昌義 社長
1418号(2020/07/27)7面
エフステージ 藤島昌義 社長
仕入れ戦略転換で大幅増収に
年々競争が厳しくなっている東京の買取再販市場で業績を伸ばしてきているのがエフステージ(東京都文京区)だ。2018年11月期は年商174億円。その後の2019年11月期は2割増の210億円に一挙に拡大。競合が多い中、なぜ成長を続けられるのか。藤島昌義社長に聞いた。
再販市場は競争過熱
――東京の買取再販市場は競争が非常に激しくなり、物件の仕入れ競争が熾烈になってきています。どのように売れる見込みのある「良質物件」を仕入れていますか。
4年ほど前から地域の不動産仲介会社を開拓してきました。現在、仕入れの内、地場の会社から買ったものが7~8割で、それ以外が大手の不動産会社です。以前はこれが真逆で、大手が7~8割だったんです。
――なぜ中小からの仕入れを増やしたのですか。
ご存じの通り、買取再販事業を始める業者が増え、大手から物件を仕入れるようになりました。当然、相見積もりになるわけで、なかなか思った価格で買えなくなってきたわけです。
――「買取再販が流行っているので、まず1物件やってみよう」という業者が増えていますね。当然仕入れ競争が熾烈になる。

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