リビタ、1億円超のリノベマンション販売
リビタ 浦川貴司
分譲事業本部
レジデンシャル企画部部長
R100TOKYO事業部 部長
リビタ(東京都目黒区)は、中古不動産のリノベーション会社だ。マンション一棟まるごとのリノベーションの実績では国内トップレベル。ハード面での建物改修のみならず、豊かな住まいと暮らしの創出といったソフト面の開発に注力している。1戸単位の再生では、資産価値にこだわった都心の100平米超えの超高級ブランドを展開。同事業部部長の浦川貴司氏にその経緯や展望などを聞いた。
【聞き手/編集長 金子裕介】
コロナ禍も、住宅購入者は増加
――マンションでは、1棟取得する「1棟リノベ」と、区分所有の1戸単位で仕入れ再販するパターンがあります。
今期のマンションの供給戸数では、1棟単位の物件が約130戸、区分再販が約80戸、合わせて200戸ちょっとになる見込みです。今期は、東京の北赤羽にある147戸の物件を空の状態で取得し、90戸程販売したので、その割合が大きいですね。
――取得から再販までの期間は。
最近は空になった状態の社宅を企業が放出するといったことはかなり少なく、賃貸中のストックは、賃借人が退去されるまで販売できません。3~5年の自然退去後に、安心、安全で意匠性を踏まえたリノベーションをして販売する。あるいはお客様のニーズに合わせてリノベーションして引き渡す、というのが事業モデルになっています。例えば50戸あるとしたら、年に15戸くらいずつ販売するイメージです。
――オーナーチェンジはどのくらい。
力を入れて買っている状態で、年間100戸くらい保有しています。しかし賃料さえ入ればいいわけではなく、「リビタの住まい」という私どもが描くアウトラインの中で、対応すべきエリアで、リノベーションして分譲できる物件を選んでいます。
――コロナの影響はありましたか。
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