戸建て住宅の販売やリフォームを手がける創建(大阪府大阪市)が、2023年9月に立ち上げた外壁塗装の専門事業「創建ペイント」が好調だ。新築OB顧客を中心に月平均50件を受注してきたが、今年からは月100件の受注を目指す。売上高151億3000万円の有力ビルダーが、ここにきて塗装事業を強化するねらいは何なのか。吉村卓也社長に話を聞いた。
内窓実質無料のサービスも
高まる需要に品質を備えて特化
吉村卓也社長
── ビルダーが塗装事業を専門的に始めるのは珍しいです。どんなきっかけだったのでしょう。
正式に事業として始めたのは2023年9月からです。リフォーム事業は塗装に特化して、「創建ペイント」という屋号で広く提供することにしました。
私どもは以前から新築に無料リフォームを付帯しているのですが、それを使うか否かにかかわらず、塗装単体の工事も案内していたんですね。工事金額も高いですし、それなら塗装一本で展開した方が良いのではということになりました。どの塗料を使うかなど商品構成も見つめ直して、社内一丸となって頑張っていこうとしたわけです。
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