リフォーム産業フェア+工務店フェア2013セミナーリポート(3)麻布
東京ビッグサイトで行われたセミナーを紙面で紹介しています!聞き逃した方必見!!!第三弾は、発売すぐに完売し、大人気だった麻布のセミナーです♪
麻布 池田大平 社長
≪タイトル≫予約でいっぱい!塗装工事を年間300棟受注する営業提案術
年間300棟もの塗装リフォームを手掛ける麻布。その実績は全国でもトップレベル。なぜ受注がそれほど取れるのか、塗装一筋31年の池田大平社長がそのノウハウを語った。
元請けにこだわらない考え方が、年間300棟の受注を可能にする
みなさんの中には、事業を始めたら下請けではなく元請けになるべきと考える方が多いと思います。しかしこれから築浅の長期優良住宅の保証延長のような物件の塗装は、ハウスメーカーさんや塗料メーカーさんしか仕事ができないような時代になると思います。そのために私は、価格決定権を持つ「第一次下請け」を目指すことをお勧めします。
私は地元のハウスメーカーさんに何度も通い「塗装工事を一緒にやりましょう」とプレゼンし続けてきました。そこで提携することができたため、ちょうど2年前くらいまでは年間200棟が限度だったものが、今は年間300~400棟くらいまで一気に受注軒数が上がってきました。これはすでに顧客を持っている企業の下に付くことで可能となる数字です。
下請けのメリットは他にもあります。年間300棟受注するということは、うちでいうと年間800棟くらいの見積もりを出すことになります。確定前の物件800棟について見積もりを出すのはかなりの労力が必要ですが、下請けであれば、事前の多くの雑務は元請け側がやってくれます。こちらは、FAX一枚分にまとめて出せば十分です。価格的に、1割5分引いても利益になります。
もともと塗装屋として、目の前の建物をきれいにするということにロマンを感じられればそれで十分だし、利益につながったら、なおいいじゃないですか?元請けにこだわる必要は、私には感じられません。

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