日本ホームインスペクターズ協会 長嶋修理事長
1967年東京都墨田区生まれ。広告代理店を経て、94年ポラスグループ入社。99年個人向け不動産コンサルティング会社さくら事務所設立(現会長)。2008年に設立された日本ホームインスペクターズ協会理事長を務める。
既存住宅の流通率が日本の6~7倍もある米国では、中古住宅の取引を促進するためにインスペクションやホームステージングといったサービスが普及している。日本ホームインスペクターズ協会(東京都渋谷区)の長嶋修理事長は「中古流通の仕組みはアメリカに学ぶことが多い」と話す。海外市場に詳しい長嶋氏に日米の中古住宅流通の違いについて聞いた。
米国では建物診断が当たり前
――米国では既存住宅の購入前に建物をインスペクションすることが多いですが、どれくらい実施されていますか。
米国ではほぼ100%インスペクションが行われています。日本では現状ほぼ実施されていません。米国では不動産仲介を担うエージェントと呼ばれる方が買い主や売り主に対して診断はいかがですかとお勧めするようになっており、普及が進んでいます。だいたい3人ほど紹介して、その中から選んでもらうことが多いですね。
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