野村不動産リフォーム、10年後にストッ...

野村不動産リフォーム　市川明典社長

会員27万世帯からリフォーム需要開拓

　野村不動産グループが、本格的にストックビジネス攻略に向けて動きだした。10年後の2025年には、4つのストック事業で、売上高440億～480億円を計画している。4事業のうちの1つが、野村不動産リフォーム（東京都新宿区）。同社は今年4月、経営トップにグループのブランディング戦略をリードしてきた市川明典氏を迎えた。

「プラウド」の立役者

――先日発表された、グループの中長期経営戦略では、高い目標数値が話題になりました。

　具体的な数値としては、2025年3月期時点で、売上高1兆円、営業利益1500億円の水準としています。ストック事業では、リフォーム、不動産管理など4事業合わせて、営業利益40億円を目指します。

――1500億円の中の40億円というと、規模はまだ小さいように思えますが。