リフォームセールスマガジン2014年5月号
『目標達成する人の手帳活用術』
後でやろうと思っていることも、書いておかないとついつい忘れてしまうもの。日々、沢山の案件を抱える三春情報センター(神奈川県横浜市)の平和泉さんは、ToDoリストが書き込まれた手帳を肌身離さず持ち歩くことで、仕事の漏れややり残しを防いでいる。
三春情報センター 平 和泉さん
手帳が仕事の中心 "携帯より大切です"
年間8億2000万円を売り上げる三春情報センター(本社・神奈川県横浜市)で営業担当として活躍する平和泉さん。月間約15件の案件を担当し、多い時では1日に5~6組の商談をこなすことも。常に手帳を見返すことで、担当案件が増えるにつれて派生して出てくる様々な業務の見落としを防ぎ、仕事を滞りなく進めている。
手帳は通勤途中の電車の中、朝礼、アポを入れる時など常に開いている。仕事のおわりに会社を出る際も、明日の仕事確認のために手帳を見直す。長期休みの際も、傍らには常に手帳がある。
「手帳を中心に動いているので、携帯失くすより、手帳を失くしたら困ります」
平さんが手帳を活用する上で心掛けているのが、顧客に内容を見られても平気なように記入していくこと。2週間先まで、まる1日の空きを作らない。「次回のアポを取る時、手帳を開いて空白が多い営業マンより、予定が入っている担当者のほうが、お客様にとっては、『けっこう件数をこなしている』という安心感を持ってもらえるのではないでしょうか」
予定を管理するだけでなく、自分を演出するアイテムとしても手帳を上手く活用している。
- ルール1 3色ボールペンで色分け 仕事の内容をひと目でわかるようにするために、ミーティングなど会社の予定は赤字、契約前の顧客は青字、契約後の顧客は黒字と3色ボールペンで色分けしている。「こうすることで、今日のやるべき仕事が一目で確認できます」
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ルール2 抱えている案件をリストアップ 月初めにはページの左側に、抱えている顧客の名前とリフォーム単価をリストアップしておく。引き渡しの顧客、契約管理の顧客、着工前の顧客に分ける。「どんな案件を抱えているのか、自分自身で把握しておくため」だ。
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ルール.3 ToDoリストにはチェックボックスを 顧客への電話、事前の準備などやるべきことは、下の欄外にその都度書き留めておく。その一つひとつの頭にチェックボックスを設け、やり終えたら、チェックを入れられるようにしている。「こうすることでやり残しがなく、やり終えたToDoも振り返ることができます」
平さんの手帳活用ポイント
①手帳が仕事の中心。常に見返しやるべき仕事を1つずつこなしていく
②顧客に見られてもいい内容・記入方法を心掛け、出来る営業マンを演出
この記事はリフォーム営業マンを応援するビジネス誌
『Reform Sales Magazine リフォームセールスマガジン』 から抜粋しました。
(毎月15日発行/A4サイズ/28ページ/オールカラー)
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