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見積もり提出は「待たせない」を優先 スピード感重視の基幹システム活用

リフォマガ2025年7月(リフォーム産業新聞2025/07/28号)
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信頼される見積書づくりの鉄則(バナー)

千葉県市川市でリフォームや新築を手掛けるアービック建設は、加盟するLIXILリフォームショップの基幹システム「L-BROS」を活用し、見積もり業務の効率化を実現。スピード感を武器に、提出後の成約率7割達成を目指す。

話を聞いたのは...

アービック建設(千葉県市川市)

地元密着型企業として、新築事業やリフォーム、マンションの大規模修繕なども手掛ける。2018年にLIXILリフォームショップに加盟。2024年に浦安店を新設し、現在2店舗。年間売上高は2億8800万円。

浦安店 店長 添田 浩さん

アービック建設 浦安店 店長 添田 浩さん1級建築施工管理技士、第二種電気工事士、増改築相談員、水まわりマイスターの資格を持つ。設備施工会社での支店長を経て、2012年3月にアービック建設に入社。2018年LIXILリフォームショップ店長、2024年7月浦安店店長に就任。

顧客定着が新店舗の課題

アービック建設は、新築住宅やリフォームを手掛ける地元密着型の建設会社だ。2018年にLIXILリフォームショップに加盟、着々と業績を拡大し、前期売上高は2億8800万円。2024年には2店舗目となる浦安店をオープンした。

浦安店にはまだOB顧客が少なく、新規顧客の獲得が重要な課題だ。相見積もりが常態化しているなか、見積もり提出のスピードは、施主が業者を選定する判断基準の1つ。浦安店店長の添田浩さんは「他社に出遅れると、商談の土俵にも立てない」と危惧する。

素早い見積もりスピードを支えているのが、LIXILリフォームショップの基幹システム「LBROS」だ。システム内に、原価や大まかな項目を事前に設定しておく。実際に見積もりをつくるときは、工事内容を整理しながら、現場の仕様を入力していく。流れに沿って進めばよいため、細かい拾い出し作業を短縮できる仕組みになっている。利益率を設定すると、原価から一括で販売価格を算出できる点も大きなメリットだ。

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