スペインのホテルを日本人がDIY―――日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(東京都港区)の会員25人が2月6日~13日の8日間、スペイン・バルセロナにあるホテル「カサ・デ・バルサ」を施工。プロのコーディネーターが競演した。
壁を黒の塗料で塗った。そこに百人一首のカルタを貼って和テイストに仕上げた
着物の内掛けを飾り和風の部屋に
「カサ・デ・バルサ」は築100年を超える石造りの建物の中にあるペンション。今回改修したのは、サロンと廊下、9つの居室だ。
同協会の江口惠津子会長は「各居室のデザインはそれぞれの担当のアイデアで行いましたので、個性豊かな居室がたくさん作られたんですよ。ある部屋では和風のデザインにしたのですが、コーディネーターが日本から持ち込んだ着物の内掛けを壁に飾り、また窓のカーテンの代わりに帯を垂らしたんです」。
日本から持ち込んだ着物の内掛けを壁に配置。和風の室内アクセントに
また、ある部屋ではタイルを砕き、壁にモザイクで、スペイン人ならだれでも知っているサグラダファミリア大聖堂を表現した。
これらの施工は全てプロによるDIYで行われた。
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