HandiHouse project、100坪倉庫に「作りたい」を刺激するラボ開設

施主主体の家づくりを文化に

　施主による塗装やフローリング貼りのDIYをサポートしながら家を完成させるプロジェクト「HandiHouse project（ハンディハウスプロジェクト）」は、10月に「ハンディ流」家づくりの研究と実践の場として、横浜市鶴見区にある100坪の倉庫に「Handi Labo」をオープンする。

HandiLaboをオープン予定の100坪の倉庫

　会員制のコミュニティを作り、ワークショップの開催をはじめ、アトリエやアイデア共有の場としての活用を構想している。単なるスペースや道具の提供ではなく、人と人がコミュニケーションを取れる場であることがポイントだ。「工具と材料があるからといって人は手を動かさない。作る行為よりも、どういう壁にしたいとか、どんな棚を作りたいというイメージを刺激することが大事です」と発起メンバーの一人である加藤渓一氏は語る。