【変わる日本の壁 PART 4】
クロス事業協会(滋賀県守山市)は、内装仕上げ業界を盛り上げるためにさまざまな取り組みをしている。中でも注力しているのは、将来この業界の担い手となる若手の育成だ。
学生が職人と一緒に天井のクロス張りを体験した
内装仕上げ業の魅力伝える
先月末には、京都造形芸術大学とコラボレーションしたイベント「リアル現場体験」を開催。同大学の学生12人が参加し、滋賀県室内装飾事業協同組合の事務所の天井・壁のクロスと床のタイルカーペットを職人のサポートを受けながら施工した。職人が手本を見せると、学生から拍手が起きるシーンもあった。
体験後、学生からは「職人さんが素速く施工するのを見て簡単そうに見えたが、実際にやってみるととても難しい。でも張り終えたときに嬉しさや達成感がある」と感想が寄せられた。また、環境デザイン学科の学生は「設計している側とつくる側で全く違う。実際にやってみないと分からない」と述べた。
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