・中古住宅の購入率が、30~40代の間で顕著に増加している
・30~40代は住宅取得から早い段階でリフォームを検討する傾向がある
・一方で、7割の事業者が将来の人手・資材不足を心配しており、課題が残る
30代の既存戸建て購入者は7.5%増
住宅リフォーム推進協議会(東京都千代田区)は、「平成30年度住宅リフォーム事業者実態調査調査報告書」および「住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第11回調査報告書」を発表した。その結果、中古住宅の購入率が幅広い年代層で増加し、特に30~40代で顕著に増えていることが分かった。
中古住宅購入率〔戸建て〕
中古住宅の購入率は戸建てで30代が前回調査比7.5%増、マンションは40代が同比4.1%増。また30~40代は「10年以内にリフォームしたい」という具体的なリフォーム意向が伸びており、この世代が中古+リノベに対して抵抗が薄く、住宅取得から早い段階でリフォームを検討していることが分かった。

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