玄関や脱衣所などの壁に埋め込み可能な折りたたみ椅子「アシストチェアー」を販売しているのが、日本住宅パネル工業協同組合(東京都文京区)だ。
アシストチェアーは、壁に収納された座面を倒して使用する開閉式の椅子。壁と座面を一体化しており、限られたスペースに設置できる腰掛け椅子として、集合住宅の玄関などで採用されている。支持脚がないため、利用者に合わせて取り付けの高さを自由に設定可能だ。
座面を閉じた状態
座面を開いた状態
施工方法は、壁を新設する方法と既存壁に設置する方法の2種類。壁を新設する新築やスケルトンリフォーム時には柱や間柱の間に設置した受け材に商品を固定。一方、既存壁に施工する際は、壁に設置した枠材に固定する方法と、壁をふかして同商品を埋め込むための空間をつくるといった方法の2つから選択できる。
本体サイズは、横396mm×縦375mm×厚み60mm。耐荷重は100キロ。
素材は、ホワイトアッシュの天然木を利用している。カラーはクリアー、ブラウン、ダークブラウン、ホワイトの4種類を展開。
設計価格は税別4万5400円からとなる。
「アシストチェアーは2003年から販売している定番商品です。後付けもでき、手すりと合わせて設置しても使いやすいです」(事業本部、岡野泰之氏)
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2025/06/20掲載