経済産業省は2月6日、独自のビジネスモデルを持つリフォーム事業者を表彰する「先進的なリフォーム事業者表彰」の表彰者21者を決定した。住友不動産、エディオンといった大手リフォーム企業の他、LIXIL、TDYなどのメーカー、マテックス等の流通事業社も選出された。
同表彰事業は、これまでにない、新しいリフォーム事業者のビジネスモデルを見える化し、リフォーム市場の発展につなげる取り組み。
- ① 新規性
- ② 将来性
- ③ 波及性
- ④ 生活視点による需要創造
- ⑤ 社会的ニーズへ ――― の対応の5点が評価ポイントだった。
選定にあたり、今年度は3大都市圏の事業者を対象に募集を実施。有識者で構成する選定委員会の審議を経て、112者の中から、21者を選んだ。
選定された事業者は大手から中小事業者まで多岐に渡る。例えば、インテリックスは、中古マンションを1部屋単位で買い取り、リノベーション後、販売するビジネスを展開。マンション再販ではトップレベルの実績を持つ。OKUTAは、自然素材を活用したリフォーム事業に加え、職人育成する独自の取り組みも展開する。さらに壁紙をWEB販売するフィル、「中古仲介+リフォーム」をワンストップで提供するリノベるなども入った。
3月3日には、東京ビッグサイトにて「先進的なリフォーム事業者表彰・シンポジウム」を開催する。来年度は、対象を全国に広げて同事業を継続する予定だ。

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2025/07/31掲載