住活協リフォーム、悪徳リフォーム撲滅に向け独自会員証を作成

富山県富山市では、市内69カ所にある地区センターに案内を設置した

住活協リフォーム（東京都中央区）は、全国大会を実施し、今期はリフォーム詐欺の防止を推進し、リフォームの安心向上を図ると発表した。

前期は主に「トクリュウ」と呼ばれる匿名・流動型の犯罪グループが関与するリフォーム犯罪対策に力を入れた。例えば、富山県富山市では自治体向けにチラシを作成。市内にある地区センター69カ所に設置した。チラシのなかには国交省のリフォーム事業者団体登録制度の16団体に加盟するリフォーム事業者全ての店名を入れ、全16団体の紹介も行う。「リフォーム事業者団体登録制度についての認知度が低いことで、リフォーム犯罪が増加したと考えています。ですので、知名度アップのための施策を行うことで、少しでも被害を抑えたい」（廣瀬貴志理事）