空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)は、北斗ソリューションズ(埼玉県所沢市)と協力し、空き家の管理・活用事業を立ち上げたい事業者への支援を開始した。
サービス内容は主に3つある。1つ目は空き家管理の作業効率を高めるシステム「SAKAS(サカス)」の提供。サカスには、管理物件や顧客情報の一元管理や報告書作成機能がある。さらに専用のアプリが導入されているタブレット端末を利用でき、空き家の巡回作業が効率的にできる。管理方法についてはマニュアルや研修も用意。
2つ目は反響の獲得支援。マスメディアやウェブサイトを活用したPRなどを実施する。さらに、「空家相談センター」という名称の相談窓口を設置する。9月1日には東京・新宿に開設し、大阪、名古屋といった主要都市にもオープンする計画。
3つ目は信頼性を高める活動の実施。センターの代表理事である上田真一氏による講演活動などを通じて、センターの信頼性を高めていく。
業務支援パッケージの販売は1市区町村1社限定で募集を行っている。現状約30エリアが確定しており、検討中を含めると約60エリアある。
上田代表理事は「将来的には3戸に1戸が空き家という時代も来るといわれており、空き家と空き地の管理業は市場として大きい。企業の方々には事業の一つとして立ち上げましょうとご提案しています」と話す。
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