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アマゾンが運営する住宅やリフォーム関連商品を集めた「新築・リフォームストア」が開設1年を経過し、順調な拡大を続けている。当初、7万種超だった商品アイテム数は2倍以上に増加。また、試験的に一部商品で取り付けサービスも開始しており、今後はさらに材工で対応できる商品を増やしていく。
アマゾンリフォームストア、開設1年でアイテム2倍以上に
一部商品で、取り付けサービスをスタート
「新築・リフォームストア」は、昨年の10月22日、オンラインストアAmazon.co.jp内にオープンした。
従来、Amazon.co.jp内に点在していた住宅関連商材を集約。徐々に増加傾向にあった、施主支給やプロが直接商品を購入するニーズに合わせたページとして、スタートした。
このほど、1年が経過し、特に水栓金具などの水回り関連商品のラインアップが充実してきている。
「水栓金具も今はほぼ全メーカー出てますが、昨年の段階だと一部のメーカーしかありませんでした。キッチンやバスも一部入っています」(冨田範彦DIY・工具・ガーデン事業部マネージャー)
システムキッチンやユニットバスといったリフォームの主力商品も取り扱いが開始され、修理・修繕といった要素を超えた商品構成への変化が見られる。ただ、「DIYを超える範囲の商品は次のステップと考えています」と冨田マネージャーが話すように、まずは今後も小規模商材の数を増やしていく方針だ。
また、アイテム数増加に取り組む一方で、定額で取り付けを行う新サービスも試験的に開始した。現在、取り付けまで行えるのは、物置と蛇口の2点だけで、さらに関東限定のサービスだが、今後はエリア拡大と対応商品増加に取り組む。
冨田マネージャーは、将来展望について「圧倒的に品揃えを増やしていく。アマゾンで調べてなければないね、という状態をどれくらい早いタイミングで作れるかがポイント」と話す。
DIYを行う人に向けて、蛇口やパッキンの交換の仕方といったHowto情報の掲載も開始した同ストア。さらなる拡大に向けた準備を着々と進めつつある。

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