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ヤマダ、リフォーム950億円計画「テックランド」内の提案強化

ヤマダ、リフォーム950億円計画 「テックランド」内の提案強化

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 ヤマダ電機グループ(群馬県高崎市)は平成31年度にリフォーム事業売上高950億円を目指すと発表した。3月27日に行われた経営構造改革説明会にて明らかにした。

ヤマダ電機グループのリフォーム売上高計画

 ヤマダ電機本体のリフォーム事業は平成31年度に売上高800億円を計画。なお現状の売り上げ規模は190億円ほど。グループのヤマダ・エスバイエルホームは平成31年度に150億円を計画。直近の決算では120億円。

 それぞれの売り上げを合算すると、グループ全体でリフォーム売上高950億円を目指すことになる。

 今後の戦略としては、家電量販店「テックランド」店内に住宅設備販売やリフォームをPRするスマニティーコーナーを積極的に展開する。また、敷地内にある新築のモデルルームも活用し、来場者に新築・リフォームの総合提案を行う。

 また、グループのヤマダ・エスバイエルホームは新人事を発表。代表取締役社長の松田佳紀氏が退任し、新たに長野純一氏が新社長に就任する。新人事は5月26日開催予定の定時株主総会、取締役会の承認によって決まる。

 長野氏はタマホーム常務取締役住宅関連事業本部長を務めた後、平成26年10月にヤマダ電機に入社。平成27年1月より住宅事業推進室の副室長、ヤマダ・エスバイエルホーム執行役員を務めていた。

 ヤマダ電機住宅事業推進室長の増田文彦氏は「家を売るだけではなく、太陽光、蓄電、HEMS、家電、リフォームも合わせて提案できることが強み。グループシナジーによって売り上げを伸ばしていきたい」と話す。

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