新築の戸建て住宅を年間約200棟供給する新和建設(愛知県北名古屋市)。その一方で、年間16億円に上る古民家改修を中心に、リフォームで24億円を売り上げる同社の戦略をリフォーム事業本部本部長兼生産本部本部長の菱川学取締役に聞いた。
既存の梁を活かして、木のぬくもりを感じられる空間を演出
年間50棟の古民家改修
同社のリフォーム部門の主力事業である古民家改修の受注数は年間50棟ほど。件数は多くないものの、平均築年数80~100年の古民家改修の多くは3000万円を超える案件だ。
「お客様は古民家を壊すのではなく、改修して住もうという人なので費用よりも、しっかりした工事を望みます。そのため大型案件になりやすい。ただし、それには確かな技術で応えなければなりません」(菱川取締役)

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