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SDGs強化する工務店が増加、経営に変化

SDGs強化する工務店が増加、経営に変化

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ここ1、2年で、SDGsの取り組みを強化している工務店が増えている。取り組み方はバラバラだが、自社の特徴や強みをSDGsに落とし込んで社内外へ発信したり、経営方針に反映している企業も。今回、2社の取り組みをリポートする。

【リポート/編集部 高田遥介】

エコワークス(福岡県福岡市)
経営指標に定め、社外に公開

福岡県を中心に高性能新築住宅、性能向上リノベーションを手掛けるエコワークス(福岡市)は、ここ2、3年SDGsへの取り組みを強化している。

エコワークス ホームページでは、SDGsとKPIを公開しているホームページでは、SDGsとKPIを公開している

同社では、SDGsの全17のゴールの中で取り組み状況を社内でマッピング、優先順位をつけた。そのうち、4つの目標を最重点ゴールと定義。その4つとは、「13.気候変動に具体的な対策を」、「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「3.すべての人に健康と福祉を」、「12.つくる責任、つかう責任」。「環境建築のトップランナーとして、率先して取り組まないといけないと思ったことが『SDGs宣言』に至ったきっかけです。元々会社として取り組んでいたことを、SDGsのゴールと紐づけることから始めました。今までやってきたことはもちろんですが、それ以外の項目にも積極的に取り組まないといけないとも気付かされました」(小山貴史社長)

その1つとして挙げたのが、「5.ジェンダー平等を実現しよう」の項目。実は国際的には、女性が活躍しない組織や国は持続可能ではないという評価がされると、小山社長は語る。

同社では2030年までに、女性雇用率を今の30%から50%まで上げ、新任女性管理職率を50%まで上げると新たに目標を掲げた。

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