100年後の未来をデザインに
ケイミュー(大阪府大阪市)主催の施工事例コンテスト「KMEW DESIGN AWARD 2020」のリフォーム賞を受賞した作品がオールハウス(広島県安芸郡)の本社工事だ。外壁材にはケイミューの「SOLIDO typeM_LAP鉄黒」を使用し、シンプルなデザインに仕上げている。同作品のポイントについて聞いた。
幾何学模様が特徴的な外構に
改修前は1階にコンビニエンスストアがあった
外壁材はSOLIDO typeMを採用
同社ではコンセプトを持ったリノベーションを手がけている。大本のテーマは旅、今回のテーマは船だ。リノベーションでは、100年後の未来に進む船の一部を表現した。今回のテーマの設定は同社の企業理念の「未来のくらし 楽しく シンプルに」が関係しており、今村進吾常務取締役はこう語る。「代表の原田が100年後も続く企業にしたいと。ぼろぼろな100年はただ辛い人生なので、改装してただきれいになるだけでは意味がありません。みんなが100年後も続くことを目指すようなリノベーションにしようとデザインを詰め込みました」
今回、外壁と外構、1階と2階の大部分をリノベーションした。外装材はケイミューの「SOLIDO typeM_LAP鉄黒」を使用し、木の格子を取り入れた。今村常務取締役は、思いを形にしてつなげていくことを意識し、古き良き物を現代の外壁材で表現したかったと振り返る。「SOLIDOが鎧貼りに見えました。鎧貼りは長保ちし、かつデザイン性があります。そこが一緒だなという思いで選びました」
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