新型コロナウイルス感染症拡大により、テレワークを導入する企業が増えてきた。それに伴い快適なテレワーク環境を求める施主は少なくないだろう。昨年3月、テレワークリフォームのPRをいち早く開始したクリエすずき建設(千葉県柏市)の鈴木一功社長にテレワークリフォームの設計ポイントを聞いた。
夫婦2人のための専用テレワークスペース
主な設計ポイントは3つ
テレワークリフォームの主な設計ポイントは3つと鈴木社長は語る。
1つ目は防音。防音対策がされていないと、例えばオンライン会議中に生活音が入ることがあり相手に迷惑をかけてしまう。加えて、社内の情報が家族などに漏洩するリスクを鈴木社長は指摘する。「戸建て住宅だと基本的に壁は断熱材が入っていたり、二重になっていたりするのであまり音は漏れないかと思います。問題は窓と間仕切りですね」
有孔ボードを採用し、防音対策を行った
2つ目はネット環境。防音に配慮するとインターネットの電波が届きにくくなるため、テレワークスペースの近くにWi-Fiルーターを配置できるように設計する必要があると語る。3つ目は間仕切り。間仕切りにすることで、将来的に広い空間に戻しやすくしている。

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