年商4億円、リフォーム売上2億円のやまもく(北海道札幌市)は3年前から「デザインに特化した工務店」というブランディングに力を入れている。受注単価のボリュームゾーンは1500万〜2000万円だ。「引き合いは多くなってきています。3年前は問い合わせが月1件あるかないかでしたが、現在は新築、リノベ含めて月10件はあります」と山口雄大社長は話す。
家具・インテリアをリフォームとセット提案
デザインに強い工務店とPR
ゲストハウス付きのレストランを改修し、別荘にした事例。シンプルな内装だが、家具やインテリアはホテルのような雰囲気の物にこだわった
家具とインテリアを物件ごと提案
受注の秘けつは、こだわりの家具をリフォームとセットで提案することだ。例えばレストランだった店舗を、別荘として改修したケース。内装は白を基調として、シンプルなデザインに仕上げた。しかし、インテリアや家具にこだわり、高級感のあるホテルのような雰囲気になっている。施主からも「インテリアのセンスがすばらしく、自分たちの考えていた以上の素敵なものが完成して大満足です」といった感想が寄せられている。
他にも、施主がカフェのようなリビングにしたいと希望したケース。木製の温かみのある椅子とテーブルや、カフェにあるようなお洒落な照明を用意した。こちらも施主からは「インテリアコーディネーターさんのセンスが私の希望にぴったり」と好評だった。

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