埼玉県でリフォームを手掛ける宮本工務店(狭山市)は、2023年2月期のリフォーム売上高が5億円に到達した。今期は約8%増の5億4000万円を目指す。好調の理由は3つ。それは、水回りリフォーム受注に特化した店舗づくりと、LDK空間を展示し単価が上がったこと、エリアを広げすぎず地元密着にこだわったことだ。
住設36台設置し5億円
平均単価は18万円増
水回り商品を36台展示し、比較可能に
5メーカーを比較可
同社は前期、リフォーム売上高が5億円を超えた。その前の期は3億3000万円だったので、約1.5倍になった。
増収要因の1つが、水回りリフォームに特化して営業活動を進めてきたこと。そのために、1店舗で大量の商品を見て比較でき、触れられる店づくりを推進した。
例えば狭山市の60坪の店内には、キッチン13台、ユニットバス5台、トイレ10台、洗面化粧台8台を展示。メーカーも、LIXILやTOTO、パナソニック、クリナップ、タカラスタンダードなど幅広い。価格帯も、普及価格帯から高級価格帯までそろえている。

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