新築をメインに7億円を売り上げる増木工務店(埼玉県新座市)は、中古戸建ての性能向上リフォームを強化し始めた。昨年、同社として初となる中古戸建ての大型改修を実施。耐震性能は、耐震最高等級3相当となる上部構造評点1.55、断熱性能は、断熱等級6相当のUA値0.45(W/㎡•K)を実現した。
窓は全て樹脂製に刷新
床下エアコン導入
(上)既存のステンレス葺き屋根をそのままにしている
(下)1階のLDK部分には、あづみの桧の無垢フローリングを採用した
同社が今回手掛けたのは、初の中古戸建ての性能向上改修。これまで新築事業で提供してきた高性能住宅の技術を、リフォームでも生かした。
築43年、延べ床38坪の2階建てを、2世帯4人が住む2世帯住宅にリフォーム。2階に母と子供2人、1階に伯父が住む。費用は、中古戸建ての購入と改修費用合わせて3750万円。
まず、性能向上の面では断熱、耐震ともに強化。特に断熱面に力を入れた。

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