ポラスグループ(埼玉県越谷市)のリフォーム事業が好調だ。このたび発表した2013年3月期決算では、リフォーム事業売上高が前年比32%増の65億7000万円となった。受注は前年比27%増の66億3700万円。今期リフォーム事業の計画は受注ベースで89億6000万円を見込む。
大幅増収の要因は、中古住宅の買い取り再生事業の売上棟数が前年比40%増の216棟と伸びたこと。再生に伴うリフォームの件数、売り上げが伸びた。
さらに単価が1000万円を超える定価制フルリフォーム商品「再新の家」の売れ行きが好調だった。受注棟数は前年比32%増の95棟。
今期受注拡大のための施策として取り組んでいるのが、グループ全体でのリフォーム提案。新築OBへのアフターメンテナンスや、中古住宅のあっせんの際の提案、買取再販事業に伴うリノベーション、賃貸住宅改修など、各グループ会社が積極的にリフォームを推進していく。
「グループ会社の様々なチャンネルを大切にし、お客様の困りごとに対応していきます。各部門でよりよい生活をしていただくためのリフォームを積極的に提案していく」(広報・青柳考二氏)

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