建築資材のインターネット通信販売事業で40年以上の実績を持つサンワカンパニーがこのほど東証マザーズに上場した。
同社は設計事務所や工務店、施主向けに建築資材をインターネットで通信販売し、タイルから照明、キッチン、屋根瓦など幅広い建材を扱う事業を展開している。
業績は好調で、前期売り上げは33%増の46億円4000万円(連結)を記録。ネットを通じた訴求だけではなく、リアルのショールームも併設するなどの工夫もしている。今回の公募株式数は38万株で、マザーズ上場としては小規模ながら、同社は市場から調達した資金は、ショールーム新設等に充てたいとしている。
2013年9月期の連結決算は、上場関連費用などの計上で減益見通しだが、2014年9月期はリフォーム需要を取り込み、2ケタ増益を狙う。

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