YKKAP(東京都千代田区)はこのほど、「窓フォーラム 2013」を東京で開催、工務店や設計事務所関係者を中心に、当初の予想を100人上回る約800人が訪れた。
「窓フォーラム」は同社が開発した樹脂窓の新商品の展示とともに「ローエネ(小エネ)な暮らし」を提案するイベント。東京開催では同社が3月から全国販売を行う高断熱樹脂窓「APW330真空トリプルガラス」の展示と東京大学・前真之准教授の講演が行われた。
同フォーラムは6月から全国13会場で開催し、東京で12開催目。昨年が9会場で約2000人の動員に対し、今年は13会場で約3800人と大幅増を見込んでいる。
今年は13会場で開催
動員の大幅増に対して、同社の吉田忠裕会長は「予想した以上の反響に手ごたえを感じている。樹脂窓には他社も注目しており、今後当社も含めて樹脂窓の販売が加速していくのでは」と話している。
樹脂窓「APW330」の2012年の売り上げは約73億円。同社は2016年には5倍を超える400億円の売り上げを目標とし、日本の樹脂窓普及率を現状の10%から30%まで引き上げたいと考えている。

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