安江工務店(愛知県名古屋市)が2013年9月に初開催したイベント「愛知発!住まい、いこまいフェア」(通称「すまいこ」)は、3日間で約6500名を動員し、盛況のうちに終了した。
来場者数をおよそ3000組と予想していた同社では、「初開催のため来場者のめどがつけづらかったが、想定より少し上回りホッとしている。来場者アンケートをもとに、これから十分な分析を行いたい」(同社総務企画部)としている。
一方、イベントから派生する売り上げ金額については、社内的に4億円を掲げていたものの、「集客への工夫に比べると、商談の部分では若干手薄になった感があり、金額面では目標に到達しない可能性もある」(同社)としている。
「すまいこ」は9月21~23日の3日間、名古屋市の吹上ホールで開催された。中日新聞社と東海テレビ放送が主催し、安江工務店は特別協賛という形を取ったが、同社が全面的に企画運営を取り仕切った。出展者数は住宅関連34社、金融関連6社と多く、主催の新聞社やテレビ局の宣伝力も手伝い、リフォーム会社単独でのイベントとしてはかなり大規模なものとなった。
当日の会場は、ほぼ中央に「住まいづくりを学ぶ家」と題した構造の見える実邸を設営し、上棟式で2階から餅・菓子投げが3日間通じて行われ、来場者をにぎわせた。
「初日には約100名分の餅を用意したがまったく足りず、2日目、3日目は各500名分を用意した。一番人気の企画となった。」
「餅投げ・菓子投げ」には多くの来場者が参加
また、漆喰体験コーナーや工作体験コーナーが設けられ、工芸品の販売なども行われた。

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