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リフォーム業界で進むM&Aと再編人材難、物価高騰が経営に打撃

リフォーム業界で進むM&Aと再編 人材難、物価高騰が経営に打撃

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2025年のリフォーム業界の主なM&A事例

リフォーム事業者の企業買収、再編が増えている。リフォーム事業の強化、多拠点展開だけでなく、多事業化を推進するうえで子会社化する企業も出てきている。背景にあるのは業界の市場環境の厳しさ。専門家は「採用難や建築資材・人件費高騰などの課題解決の手段として注目されている」と分析する。

採用難、資材高騰の解決方法に

前期リフォーム売上高約100億円のアートリフォーム(大阪府吹田市)は、7年間で7社買収してきた。

例えば3月に、リフォーム売上高約5億5000万円の匠和美建(佐賀県佐賀市)を買収。この会社は住宅リフォーム全般を手掛けている。買収によってアートリフォームは、佐賀県、福岡県といった九州エリアの地盤、事業強化につなげた。

会社売上高25億円、リフォームで5億円を売り上げる北王(北海道札幌市)も同様だ。5月には売上規模約6億円のアルティザン建築工房(同市)を買収。この会社は、同じ北海道で間取り変更を伴うリフォーム、性能向上リノベ設計に強みを持つ会社で、これまでに数々の賞を受賞している。買収によって北王は、リノベーション事業を強化。リフォーム売上高のプラスにつなげる狙いだ。

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