新築マンションの開発というイメージが強い大京グループ(東京都渋谷区)だが、実は今、新たな事業の柱として育てているのが「改修済み」中古マンションの販売だ。中古物件を買い取って、リフォームした後に販売するというビジネスで、同社では「リノアルファ」ブランドで展開。前期売上高は前年比25%増の294億円と急拡大。新たな稼ぎ頭となるこのビジネスの実態は。
中古住宅を再生した「リノアルファ」の実例。仕上がりはまるで新築のようだ
70拠点の仕入れ網
「前期は年間1236戸販売しましたが、今期は1600戸以上の計画です」。こう意気込むのは大京穴吹不動産のリノベーション事業部、櫻田強部長。販売数は毎年200~300戸増やしてきているものの、さらなる高みを目指す方針だ。

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