有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

おうちタウン、500平米の大型店舗を住宅情報テーマパークに

おうちタウン、500平米の大型店舗を住宅情報テーマパークに

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今年2月、愛媛県に「おうちタウンホールディングス」(愛媛県新居浜市)という新会社が設立された。これは同県トップのリフォーム会社アドバンスとグループのセイコー不動産を中心に構成。リフォームや不動産など5つのサービスでグループの拡大を図る計画だ。

おうちタウン松山北店の入り口おうちタウン松山北店の入り口。かつてはアドバンスというリフォーム店だったが、5つのサービスを提供する、おうちタウンという大型ショールームに変貌を遂げた

あらゆる世代がターゲット

 おうちタウンの5つのサービスとは、リフォームと不動産と新築、サービス付き高齢者住宅、家事代行だ。これらサービスのターゲットは20~80代。家を探す若い世代、家をメンテナンスして住み続ける50~60代、持ち家を手放して高齢者向け賃貸住宅に住み替えたい70~80代といった、あらゆる世代に対して住生活に関わるサービスを提供している。

 これら5つのサービスは大型ショールームの「おうちタウン」を軸に展開している。目指しているのは、「地域最大級の住宅情報テーマパーク」だ。特に、最大の拠点である新居浜本店は2階建てで、店舗面積が528平米もある。店舗の1階は不動産情報がメーン。店に入るとまず総合の受付カウンターがある。左右には売買や賃貸の物件情報が所狭しと並んでいる。リフォームの検討者ならば、2階に上がれば最新の住設機器や建材が数多く展示されていることから、各メーカーの商品を比較検討できる。また、サ高住や家事代行についてもこのショールームで相談することができる。

 「あらゆる世代の悩みに応えるサービスの提供を目指しています。店舗の集客力も高まっていまして、直近のイベントでは500組以上が来場したんですよ」(アドバンス山下美保執行役員)

リフォームコーナー

おうちタウン 新居浜店のリフォームコーナー新居浜店のリフォームコーナー。様々なメーカーの住設機器や建材が展示されている

各事業がシナジーを発揮

 では、なぜこのような多様なサービスを提供しはじめたのか。それは各事業のシナジーを効かせ、売り上げを拡大するためだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる