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不動産仲介で「付加価値」競争が過熱する理由

不動産仲介で「付加価値」競争が過熱する理由

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三井・住友追う東急、野村

 大手不動産会社が新たな仲介の形を模索している。仲介会社と聞くと、いまだに「右から左に物件を流すだけ」といったイメージを持っている人もいるかもしれないが、今はその仲介にいかに付加価値を付け加えられるかで各社しのぎを削っている。例えば、野村不動産アーバンネットは中古住宅をインテリアや家具、小物で飾ってから売りに出すという「ホームステージング」サービスを導入している。売却依頼を預かったらそのまま売りに出すというのが一般的な仲介だが、家を魅力的に飾り付けてから売り出すという、一手間加えて「価値」を足しているのだ。驚くことに通常20~30万円するホームステージング費用は野村が負担する。

主な不動産会社の2017年3月期業績

主な不動産会社の2017年3月期業績

 東急リバブルはさらなる「価値」を足そうと、預かった物件をリフォームしてから売りに出すという荒技に出た。なんと改修費も負担する。高く売れたらその売却益で支払ってもらうという異例のビジネスモデルだ。

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