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電線地中化・太陽光発電を導入
三井不動産レジデンシャルと茨城県守谷市松並地区の地権者らは、同地に約42ヘクタール、900区の宅地で5000人が住める大規模スマートシティを整備すると発表した。同地区では電線を地中化し、全戸への太陽光発電システムの導入が可能になる。

三井不動産レジデンシャルの奥野宗剛氏 (右端)と地権者らが記者会見を行った
整備地区の名称は「ビスタシティ守谷」。800区画以上の大規模太陽光発電システムを持つ住宅地としては、日本初となる。
事業予算は154億円。今年の夏から建て売りを中心に販売を開始し、2015年3月までに完成させる予定。
「2005年のつくばエキスプレス開通により都心への通勤が便利になり、同事業の採算は十分見込める」(三井不動産レジデンシャル地域開発事業部・奥野宗剛氏)
同地区はつくばエキスプレス線守谷駅から徒歩9分に位置する。現在は土地の大部分を工場地跡と森林が占めている。同事業では、江戸時代から残る松並木を生かす街づくりを目指す。

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