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Case2
賃貸管理・仲介業から参入
賃貸管理や仲介を手掛ける会社も中古住宅仲介とリフォームに注力し出している。ミリーヴグループ(熊本県熊本市)は地元で2万4000戸の賃貸物件を管理する地域トップクラスの企業。グループの明和不動産では22もの拠点を構え、賃貸仲介も年間約1万600件ほどを手掛けている。
同社が近年新たに強化しているのが中古住宅の仲介とリフォームだ。古い物件が改修によってガラッと変わるというイメージからブランド名は「ガラリト」。2016年に1店舗目を出し、2021年12月には加盟する賃貸仲介FC「アパマンショップ」と並列する形で2店舗目を出店。借りるだけでなく、買うことや、リフォーム相談にもワンストップで対応できるようにした。
ガラリトのターゲットは30代の若いファミリーから住み替えを考える60代まで幅広い。中古戸建てもマンションにも対応するが、マンションが6~7割とやや多い。2000万円前後の物件を購入するケースがほとんど。
単に仲介するだけでなく、リフォームの相談にも対応するのが売りだ。現在営業担当は5人で、物件探しから改修提案まで担う。最も需要が多いのがキッチン、バス、トイレ、洗面化粧台の4点ということもあり、これらをセットにした140万円のパッケージ商品を提案することを重視している。そのため単価は150万円前後が中心。

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