アイビーアイ、生活者視点の買取再販に注力 コロナ禍からV字回復で44億円見込む

2001年の設立以来、総合不動産事業を展開するアイビーアイ（東京都中央区）。買取再販事業に主軸を置いたことで売り上げを着実に伸ばしている。その数値はコロナ禍で一時停滞したものの、2024年12月期は販売戸数130戸、売上高44億円の見込みで事業拡大を目指している。

2008年から参入

設立以来、マンションや戸建ての開発分譲、賃貸事業などを行ってきた同社。新たなビジネスとして買取再販事業を立ち上げたのが、取締役COOの中江啓孝氏だ。

「前職は買取再販会社でストック住宅のリノベーション、再販を手掛けてきました。当社に移ってきたのが2008年のリーマンショック直後だったこともあり、新築に代わる将来性の高いビジネスとして社内で買取再販をスタートさせました」（中江氏）

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