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住友不動産(東京都新宿区)は、新築そっくりさん初となるサロン設置型の営業拠点「あざみ野リフォームギャラリー」をこのほど、オープンした。
来客がしっかり体験とじっくり相談できる提案の場の設置が狙い。同施設で年間100棟の受注を目指す。
ギャラリーの設置場所は神奈川県横浜市。同社は、神奈川県ではすでに横浜、厚木、藤沢、横須賀、小田原に営業拠点を構えているが、東急田園都市線では初の出店となる。神奈川県横浜市青葉区、川崎市麻生区を中心に県内北東部をカバーする考えだ。
大きな特徴は従来の住設機器や建材を陳列したショールームではなく、販売が終了した新築分譲マンションギャラリーを新築そっくりさん仕様にリニューアルした点。そのため、リフォーム後のイメージを体験できる利点を持つ。室内は専有面積69㎡の3LDKをゆったりした1LDKに改装。2WAYウォークスルークロークやロフトベッドのあるキッズスペースなど、使い勝手や動線に配慮したプランニングとなる。マンションリフォームだけではなく、戸建てリフォームの提案にも活用する。
分譲のマンションギャラリーを改装
また、初設置したサロンは床を大理石調のフローリング、壁面は白を基調として贅沢な室内空間を構築した。広さは約66㎡あり、じっくりとリフォームの相談ができることを重視している。今後は同サロンで、「新築そっくりさんの商品説明会」「耐震リフォームとは」「リフォームにおける税制対策」など各種セミナーの開催も予定する。
加えて、この「あざみ野リフォームギャラリー」は、小規模リフォームを担当する住友不動産リフォームの担当者も常駐する初の拠点となる。大規模改修から小口の修繕まで、さまざまな要望に迅速に対応することが目的だ。
新築そっくりさん事業の前期売上高は928億円。今期はマンションリフォームを強化し、950億円を計画する。

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