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- > 新築そっくりさん、受注棟数1000棟以上の伸び
住友不動産の「新築そっくりさん」事業の上期売上高が、前年同期比10%増の451億円と堅調だった。通期売上高は、950億円を見込む。
住友不動産決算概要
上期は売上高に加え、受注棟数が前年同期比1287棟増の5060棟と大幅に伸びた。下期は、同受注件数が売上高に反映されることから、計画値の950億円を上回る可能性は高い。
通期での受注棟数は当初計画として、前年度比349棟増の8000棟を見込んでいたが、半期終了時点で達成度は60%を超えた。
同社は、戸建て住宅の改修事業を中心としながらも今期はマンションの全面改修事業を強化している。その一環として9月には横浜市青葉区に「あざみ野リフォームギャラリー」を開設。
同ギャラリーは、新築マンションのギャラリーをリフォーム用にリニューアルしたもので、改修後のイメージを体感できる点が特徴。初のサロンを併設しており、約66平米の空間でじっくり相談できるスペースを設けた。
なお、住友不動産の上期全体売上高は前年同期比25%増の3915億円。売り上げに占めるリフォーム比率は11.5%となった。通期の全体売上高見込みは7600億円、つまりリフォーム比率は12.5%に伸びる見通しだ。

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