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大京エル・デザイン(東京都渋谷区、海瀬和彦社長)は、賃貸住宅の1棟オーナーに向けたリノベーション事業に参入した。原状回復ではない居室再生を行うのが特徴で、首都圏から事業をスタートさせた。
「今年から試験的にチームを組んで動き出しており、事業性が見込めることから開始する運びになりました」(広報室)
同社のリノベーションは、築年数が経過した賃貸住宅を再生し、家賃向上を図るもの。グループ会社で賃貸管理等を行う大京リアルドとの協力のもと、周辺家賃の調査・分析を実施。費用対効果が見込める再生提案を行う。
部材は、グループ力を生かして、賃貸用の特別仕様品を導入。完成後のCG作成サービスもあるため、工事段階から入居者募集が可能だ。
また、改修にかかる費用はサブリースと組み合わせた割賦返済方式で、家賃収入の一部を返済にあてることも選択できる。自己資金ゼロ円でもリノベーションに取り組める。年内は40件の工事を計画しており。来年は50件を目標としている。

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