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近鉄不動産、マンションリノベ本格化定額制商品を発売

近鉄不動産、マンションリノベ本格化 定額制商品を発売

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 近鉄不動産(大阪府大阪市)は、マンションのリノベーション事業を本格的に開始する。

 2月1日から、マンションの定額制リフォーム商品の販売を開始。同社の分譲マンションOB客への提案のほか、不動産仲介の営業店舗を活用し、物件探しからリノベーションまでをワンストップで提供する。

2月1日より受注開始
2月1日より受注開始

 同社は昨年7月より、オリジナルブランド「近鉄のリノベーション住まい『まるごと』NEWing」を立ち上げ、リノベーション事業を開始した。ただ、これまでは戸建てが中心。今回の商品開発により、戸建て住宅、マンション、双方で対応できる体制を整えた。

 新たに開発したリフォームパッケージ商品は、平米3万8000円という分かりやすい定額制、プロによる建物診断、仮住まい先の提供、荷物の保管サービスなどが特徴。

 中古マンションを購入し同パックを利用した場合は、同一エリア、同規模の新築マンションを購入した場合と比較し、全体費用が約30%抑えられる(図)。基本工事には、壁・天井クロスの張り替え、ドアの交換などのほか、キッチン、バス、トイレなどの設備一式の入れ替えが含まれる。また、好みのデザインやフリープランの選択も可能だ。

費用のイメージ
費用のイメージ

 同社の前期リフォーム売上高は32億3000万円。奈良県、三重県、大阪府に7つのリフォーム拠点を構える。

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