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山形県のゼネコン相田建設(山形県米沢市)は、2020年に年商20億円達成が目標。人材を強化すべく3年前から新卒採用を開始した。また、「プライドマスター」という研修制度を取り入れ、人材育成にも注力する。相田晃輔社長に聞いた。

社員全員でサービスマナーをロールプレイ
――来年4月入社の新卒採用を開始されましたね。
3月7日に地元の産業短期大学で会社説明会を行いました。このほか地元の高校に求人案内を出す予定です。
――今期はどの職種で何人ほど採用する計画ですか。
現場監督を2人です。実際に採用するのは今年で2年目なのですが、新卒の人には一度必ず現場監督を経験しても
らいます。そこから適性に応じてセールスエンジニアなどに配置する予定です。
――新卒採用を始めた理由は。
東日本大震災以降、自社に合う方の途中採用が難しくなってしまいました。その中でも長期の成長には人材確保が重要ですから、新卒を採り育てることにしました。
――人材育成にも力を入れてるのですね。
「プライドマスター」という研修を取り入れています。スタッフのサービスマナー向上が目的で、外部から講師を招いて全社員が挨拶や礼儀作法など、基礎から学んでいます。来訪者からは「最近雰囲気が良くなったね」と喜ばれますよ。
――今期の計画はいかがですか。
今期は年商13億8000万円、リフォーム4億7000万円の計画です。大型受注が入るか入らないかで、年商が大きく変わってしまうので、今後は住宅の新築、リフォームの手堅い分野の成長を図っていきたいと考えています。

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