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CtoC不動産取引プラットフォーム「スマトリフリマ」を運営するスマトリ(東京都千代田区)は、不動産売買の営業サポートを行うエージェントの募集を強化している。目標数は全国で200人だ。
スマトリエージェント ブランカ 幸田ゆみ子
スマトリフリマは、不動産を売却したいタイミングに合わせ売り主自身で物件を掲載することができるプラットフォーム。不動産会社を通さないため中間コストが発生しないなど、売り主、買い主ともにメリットがある。
同社に所属するエージェントが売り主のニーズに応じて営業活動を行い、バックオフィス業務は本部が担う点が特徴。不動産取引で発生する営業、書類作成、手続きなど多岐にわたる業務課題を解決する。
現在所属しているエージェント数は35名で、約7割が兼業。リフォーム会社や保険会社、M&A事業者、信託銀行など、日常的に不動産と接点のある人が所属するケースが多い。
ブランカ(東京都渋谷区)の幸田ゆみ子氏もエージェントの1人だ。ブランカはインテリアデザイナー、不動産会社、設計施工会社がチームとなり、リノベーションデザインスタジオ「インテリア不動産」を運営している。同社は、新築着工数が減少する昨今、取引のなかでリフォームに関心を持つ人が増えたことなどをきっかけに、不動産とリフォームを絡めた事業を本格化。スマトリのエージェントとして所属し、売買主から週に2、3件の相談を受け、すでに成約案件も発生している。
エージェントに所属しメリットに感じた点として、大きく3つあるという。
1つ目は、バックオフィス業務を本部に依頼できるため、安心して取引を進められること。2つ目は、不動産を絡めたクオリティの高い提案ができるようになったこと。3つ目は大きな金額の発注がしやすくなったことだ。
「リフォーム専門の会社も、不動産エージェントになることで付加価値の高い仕事ができるといった仕組みをつくっていきたいですね」と幸田氏は語る。

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