ガイヘキメンテナンス、外壁洗浄FCで年300件受注 特許工法で外壁の負担軽減

ガイヘキメンテナンス（栃木県宇都宮市）は外壁洗浄専門店「ガイヘキウォッシュ」をFCとして立ち上げ、自社加盟店含め年間300件以上を受注している。現在、約20社がFC認定施工店として活躍している。

サービスの特長

施工前後。自社開発の洗浄剤を噴射してブラッシングを実施

佐竹将社長は塗装会社勤務を経て独立。新しい風を吹かせたいと塗装事業から外壁洗浄事業に転換し、2021年11月にリホムを設立。2024年9月に現在の社名に変更した。

同サービスは一般的な外壁の高圧洗浄と異なり、柔らかいブラシと生態系に優しい自社開発の洗浄剤を使用。高圧洗浄機を使用しないため、近隣への騒音や飛散の心配もなく、外壁への負担を最小限に抑えることができる。
　
さらに、基本的には3階まで届く長さの伸縮ポールを用いて地上から外壁を洗浄する無足場工法を採用しているため、足場を組み立てる時間と費用も削減可能だ。

この外壁洗浄における洗浄工法および洗浄装置は特許も取得している。

サービスについて、佐竹社長は「高圧洗浄機を使って外壁洗浄をすると、外壁が削れてクレームにつながることや機械を使うことで近隣トラブルとなる恐れもあります。そのため、外壁洗浄から得た顧客に次は外壁塗装も頼みたいと思ってもらえるようなサービスにしたいと展開を考えてきました」と語る。

洗浄料金は基本料金2970円のほか、30㎡のクリーニングが2万6400円。外壁1面で3万〜4万円が目安となる。

今後は、外壁洗浄の市場を作っていきたいと考える事業者への認知度を高め、外壁洗浄分野で国内トップのシェアを目指す。

佐竹将社長

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