建材卸で業界最大手のJKホールディングス(東京都江東区・青木慶一郎社長)と管材卸で最大手の橋本総業ホールディングス(東京都中央区・橋本政昭社長)が経営統合に向けて動きだした。2月7日、統合検討開始の基本合意書を締結したと発表した。10月2日に新会社を設立する予定。両社の2016年3月期売上高を足し合わせると約4500億円になり、総合卸トップの住友林業を抜いて業界1位に躍り出る。
売上高は約4500億円規模に
JKホールディングスは中核となるジャパン建材をはじめ、子会社51、関連会社13社からなる建材卸の総合企業。主力商品は構造用合板、床・天井材、石膏ボード・断熱などの建材類。経営統合を繰り返し、事業規模を拡大してきたが、ここ数年間は売上高・利益ともに伸び悩んでいた。
2016年3月期の連結売上高は2014年3月期比で6%減の3302億円。経常利益も同32%減の38億円となり、次の一手を模索している状況にあった。
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